九州の食探求メディアKyushu Food Discovery Media

九州の食探求メディアKyushu Food Discovery Media

STORY CONTENTS

「うまいものはうまい。九州」

九州の人と風土が育むうまいもの

うまいものはうまい。九州
宮崎の尾崎牛

宮崎の尾崎牛

世界中を虜にする魅惑の味「尾崎牛」

世界中を虜にする魅惑の味「尾崎牛」

宮崎の尾崎牛

穏やかでやわらかな風に吹かれ、揺れる草木の音に包まれる宮崎県宮崎市大瀬町。優しい自然の音が心地よい坂道を進むと見えてくるのは、黒くたくましい尾崎牛の姿です。ヤマメが群れを成す天然の湧き水に恵まれたこの大地は、牛のことを一番に考えて辿り着いた最高の場所。「牛は俺の生き様よ」と笑顔で語る尾崎さんからたくさんの愛情を受け、尾崎牛は今日ものびのびと育てられています。
尾崎牛の最大の魅力は、旨味の詰まった上質な赤身と、舌の上でふわっととろける脂の絶妙なバランス。香り高いアロマと、どれだけ食べても次の日には恋しくなってしまう余韻は、世界中の人々を魅了しています。そんな尾崎牛の味の決め手はえさにあり。素材のブレンドを数えきれないほど試し続け、20年かけて生涯揺るがないであろう14素材の組み合わせに巡り合えたという尾崎さん。
飼料の中心となるのは、ビール製造後に出る麦芽の絞り粕で、そこにビール酵母も加えて発酵させるというこだわりようです。発酵した飼料を食べることで、内臓がきれいになり、健康な霜降り肉へと成長するのだとか。「牛にとっても、食事は全てに通ずる。だからこそ新鮮なものを食べさせたい」と毎朝毎夕2時間かけて飼料のブレンドを行っています。
そんな尾崎さんの熱量と努力で生まれた至極のえさを食べて、通常より長い生後30か月以上育てられた牛のみ、「尾崎牛」というブランドを掲げ世界中のファンに至福の時間を届けることができるのです。尾崎牛本来の旨味を味わうには、表面を焼き、焼いた時間と同じ時間だけ寝かせ、シンプルに塩で食べるのが一番のおすすめ。
24度という低い融点の特長から、口に入れた瞬間に脂がとろっと溶けだし、尾崎牛がもつあまみを最大限に味わうことができます。 毎日でも食べたい「宮崎の尾崎牛」はたっぷりの「愛情」と「こだわり」で生み出されるうまいもの。 霧島酒造は、九州の風土が育んだ「うまいもの」と焼酎との出逢いを繋いでいきたいと思います。