九州の食探求メディア
Kyushu Food Discovery Media
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「うまいものはうまい。九州」
九州の人と風土が育むうまいもの
太良の竹崎カニ
有明海を渡り人々を魅了する海の宝
有明海を渡り人々を魅了する海の宝
太良の竹崎カニ
青々と澄んだ空にトンビが舞い、目の前には太陽の光で水面が淡く光る有明海が広がる佐賀県太良町。ここは有明海の干満差が最大6mにも及ぶことから、「月の引力が見える町」とも呼ばれています。この大きな干満差が有明海の豊かな生態系を育んでいます。太良町竹崎地区の近海で獲れるワタリガニである竹崎カニも、その恩恵を受けて、格別なうまみを持つカニへと成長するのです。
「ギュッと詰まった身と濃厚な甘みは竹崎カニでしか味わえない魅力」と話すのは、竹崎カニの漁に夫婦二人三脚で取り組む大鋸(おおが)さん。一見小ぶりでも、持つと伝わるずっしりとした重みと硬い甲羅が、おいしいカニを見極めるポイントだとか。冬から春先は濃厚な内子を持つメス、夏から秋にかけてはシャキッと歯ごたえのある身が特長のオスが旬となり、年間通じて楽しめるのが魅力です。
竹崎カニの漁は、何よりも「経験」がものを言います。潮流を読み刺し網の仕掛け場所を決めるのが漁師の腕の見せ所です。竹崎カニは海底深くの泥質を好むため、大鋸さんは長さ500mにも及ぶ大きな手作りの網を深さ約15mの場所に仕掛けます。4~5年前は合計100㎏のカニを夫婦で引き揚げたことも。網に複雑に絡まるカニをいかに素早く1匹ずつ外せるかも、カニの鮮度を保つために重要です。
竹崎カニの特長である詰まった身と甘みを存分に味わうには、海水よりも薄い濃度の塩水で茹でるのがおすすめ。口に入れると、竹崎カニのまろやかで濃厚な甘みがふわっと広がり、ほかのカニにはないシャキッとした食感を味わえます。茹でた後に甲羅を下にして、一定時間裏返しておくと、カニの身全体に旨味が行き渡り、より一層おいしくなるのだそう。無我夢中でカニ身をほぐすことになるでしょう。
「太良町の竹崎カニ」は、広大な有明海の自然の恵みに育まれ、食べた人みんなを虜にするうまいもの。霧島酒造は、九州の風土が育んだ「うまいもの」と焼酎との出逢いを繋いでいきたいと思います。
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