九州の食探求メディアKyushu Food Discovery Media

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「うまいものはうまい。九州」

九州の人と風土が育むうまいもの

うまいものはうまい。九州
パッションフルーツ

パッションフルーツ

喜界島が磨き上げた黄金の一粒

喜界島が磨き上げた黄金の一粒

パッションフルーツ

陽光に照らされた水面が繊細に輝き、サトウキビが揺れる音と共にゆっくりと時が流れる鹿児島県喜界島。今でも年間約2㎜ずつ隆起を続ける世界的にも珍しいサンゴ礁でできた島です。そんな島で、かつては家庭の庭先で育てられるほど身近な存在だったパッションフルーツ。今では、島ならではの環境と生産者の工夫のもとで大切に育てられています。
喜界島で育つパッションフルーツは、糖度約17度を誇る甘さが特長です。その甘さの秘密は、サンゴ礁が作り出したアルカリ性の土壌。一般的に農産物の栽培に適さないとされる環境ですが、あえて厳しい条件で育てることで、果実は自ら甘みを蓄えます。さらに生産者の園田さんは、手作業で枝を固定する「つり上げ方式」を採用。栄養が効率よく行き渡り、果肉が詰まった果実へと成長します。
また、園田さんは規格外のパッションフルーツをはじめ、栽培した果物をシロップやジュースなどに加工し、販売しています。島内で畜産を営む兄弟と連携し、加工後の果皮や搾りかすを牛の飼料に活用。その牛の堆肥を再び畑へ還元し、栄養価の高い果実が育ちやすい土づくりを行っています。「まさに喜界島100%ですね」と笑顔で語る園田さん。島の恵みをつなぐ営みが、豊かな実りを育んでいます。
つややかな紫色に輝く外皮から、華やかな香りを放つパッションフルーツ。表面にツヤがあるものは酸味が際立ち、一週間ほど追熟すると、実にシワが入ります。その頃には酸味がやわらぎ、甘みが一層引き立ちます。とろりと輝く黄金色の果肉を口に含むと、プチッとはじける種の食感とトロピカルな香りが口いっぱいに広がります。丸ごと冷凍すると、シャーベット状に大変身。新たな食感を楽しめます。
「喜界島のパッションフルーツ」は、島ならではの自然の恵みと生産者の工夫で磨かれ、降り注ぐ太陽をたっぷりと浴びて育つうまいもの。霧島酒造は、九州の風土が育んだ「うまいもの」と焼酎との出逢いを繋いでいきたいと思います。